はじめに|「何をするか」より「どう続けるか」が大事
英語学習を始めたばかりの頃、「教材はそろえたのに続かない」「今日は何を勉強すればいいかわからない」と感じたことはありませんか?実は、英語初心者が最初につまずく原因の多くは勉強内容ではなく、学習ルーティンが決まっていないことです。
この記事では、英語初心者だった私自身の経験をもとに、
- 朝・夜・1日15分でできる方法
- ルーティンを作るべき理由
- 英語初心者にオススメの基本的な学習ルール
これらを意識した、最初に作るべき英語学習ルーティン例を紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。
英語初心者がルーティンを作るべき理由
英語学習は継続させなければ効果が出ないので、初心者ほど学習のルーティンを作ると良いと思います。私もルーティンを作った結果、継続できるようになりました。この項目では、なぜルーティンを作ると良いのかについて解説します。
やる気に頼ると必ず挫折する
「今日はやる気があるから勉強する」この方法は、ほぼ確実に長続きしません。というのも、やる気というのは、ある日もあれば、ない日も必ずあるためです。そのため、やる気に頼るのは危険だと思います。また、初心者ほど、
✔ 気分
✔ 体調
✔ 仕事や学校の忙しさ
に左右されやすい傾向があると感じます。だからこそ、やる気がなくてもできる型(ルーティン)が必要になります。逆に言うと、ルーティンさえ確立できれば、英語学習を継続できる可能性が高まるわけです。
ルーティンは「考えなくていい仕組み」
ルーティンの最大のメリットは、「今日は何をしよう?」と考えなくて済むこと。学習前に、今日は何をするんだっけ? みたいに考えてしまうと、やるのが億劫になってしまったりします。ですから、
- 同じ時間
- 同じ流れ
- 同じ作業量
このように、毎回どんな作業をどれくらい行うのかを決めておけば良いわけです。これだけで、英語学習の心理的ハードルは大きく下がります。同時に、これが英語学習を続ける秘訣になると思います。
英語初心者におすすめの基本ルール2つ
ルーティンを組むのが良いとわかったけど、実際にどんなルーティンを組むべきなのかわからない。そんなふうに思ってしまうかもしれません。そこでこの項目では、初心者にこそオススメの基本的なルールを2つ紹介します。
① 時間は短くていい(15分で十分)
初心者にとって最も危険なのは、「最初から1時間やろうとすること」です。そのため、おすすめは「15分固定」です。1日15分で良いのなら、続けられそうな気がしませんか? 最初は続けるためのハードルを下げると効果的です。また、15分の学習時間は:
- 短い
- 終わりが見える
- 「今日もできた」と感じやすい
と、このようなメリットがあります。特に終わりが見えやすいというのは、非常に大きな利点であり、終わりがあるからこそ頑張ってみようと思えるのです。ですから、最初の一歩として、1日15分の英語学習から始めてみましょう。
② 完璧を目指さない
英語初心者に多いのは、何事も完璧を目指してしまうということです。英語は最初から完璧にできません。というよりも、間違ったり、失敗したりしながら、少しずつ覚えていくものなのです。ですから、次のような点をまずは意識してください。
- 発音が下手でもOK
- 文法が間違ってもOK
- 1文だけでもOK
この考え方は、初心者が続けられるかどうかを左右します。特に日本人は英語の発音を上手くしなければならないと考えがちです。しかし、日本人はネイティブではないので、独特の訛りのある英語になります。ただ、それでダメというわけではないので、安心してください。
朝におすすめの英語学習ルーティン例
朝30分程度早く起きて、その時間を英語学習に当ててみませんか? 私も朝早く起きて勉強しています。朝早く起きると、スッキリしますし、時間を有意義に使えます。この項目では、朝にオススメの英語学習ルーティン例を紹介します。
朝は「軽く触れる」が正解
朝は集中力が高い一方、時間は限られています。そのため、インプット中心の軽い内容がおすすめです。初心者の場合、最初は1日15分程度の学習時間でも良いので、オススメの軽く英語に触れられる下記のようなスケジュールを立てると良いでしょう。
例(15分):
- 5分:短い英文を音読
- 5分:シャドーイング1本
- 5分:昨日書いた英語日記を読み返す
ここでは一応バランスよく勉強メニューをまとめてみました。なので、これを基盤として、少しずつ自分なりのスケジュールを立てると良いでしょう。そして、それをルーティン化させれば、英語学習は継続しやすくなります。
朝ルーティンのメリット
朝に英語学習をするメリットはいくつかあります。具体的には、下記のような利点があるように感じます。また、私も朝勉強していますが、それで一定の効果が出ているので、朝時間を作って学習するのは、非常にオススメです。
- 1日を「できた感」で始められる
- 夜に疲れても罪悪感が減る
- 習慣化しやすい
特に、習慣化しやすいというのは、大きなメリットです。最初は、朝勉強するなんてできっこない…と、思ってしまいがちですが、やってみると意外とできるものです。また、朝早く起きるので、自然と夜も早く寝るようになり、健康的な生活リズムが生まれるでしょう。
夜におすすめの英語学習ルーティン例
仕事や学業が終わり、余力がある人は夜に英語学習をしても良いと思います。というよりも、多くの英語学習者は夜にやっているケースが多いです。この項目では、夜にオススメの英語学習ルーティン例を紹介します。
夜は「アウトプット中心」が向いている
夜の時間帯は、仕事や学業が終わった後なので、疲れている人も多いはずです。しかし、夜は疲れていても、アウトプットには最適な時間だと言えます。そのため、下記のような学習メニューを立てて行うと良いでしょう。
✔ 振り返り
✔ 短いアウトプット
がしやすい時間帯です。仮に、朝学習できた人は、合わせて夜もできると一層効果的だと思います。もちろん、難しければ夜だけでも構いません。そして、下記のような英語学習をすると英語力を向上させられると思います。
例(15分):
- 5分:その日の出来事を1文英語日記
- 5分:音読(英詩・短文)
- 5分:翌日の準備(教材を出す)
特に、英文で日記を書く作業は非常にオススメだと感じます。なぜなら、日記を始めとする英文ライティングは、英語の能力をバランスよく鍛えられるためです。英語で書けるフレーズは、実際に話すこともできるといった感じです。
夜ルーティンは「締め」にする
夜の学習は、「もっとやらなきゃ」ではなく「今日も終われた」でOK。むしろ、ここでたくさんやろうと思ってしまい、2〜3時間もやってしまうと、その日に燃え尽きてしまって、次の日できなくなってしまいます。ですから、夜は「締め」と意識すると良いでしょう。
もちろん、夜の学習が上手くルーティン化できて、1日15分では物足りなくなった時は、少しずつ学習時間を伸ばしていけば良いのです。そして、それは最初からやる必要はなく、できるようになってからで良いのだと思います。
忙しい人向け|1日15分だけの最小ルーティン
ここまで、朝とよるいずれかに行う学習ルーティンを紹介しましたが、人によっては、それさえもできないケースもあるでしょう。もちろん、そんな方に向けた対策もあります。そこでこの項目では、忙しい人に向けた最小の学習ルーティンを紹介します。
これだけやればOKな最小構成
もしもあなたが学生ではなく、社会人だとしたら、仕事がメインなので英語学習をする時間が取れないケースもあるでしょう。そして、どうしても忙しい日は、以下だけでも十分です。大切なのは、忙しくても少しずつやることだと思います。
- 英語日記:1行
- 音読:3回
合計5〜10分でもOK。例えば、毎日1行だけでも良いので英語で日記を書いてみませんか? 例えば1行だけだと、どんなに長くかかっても5分程度です。このくらいの時間ならどんなに忙しい人であっても取れるはずです。
ゼロの日を作らないことが最重要
「何もしない日」が続くと、再開が難しくなります。なぜなら、何もしない日が続くと「もういいや…」という感じになってしまい、モチベーションが一気に低下するためです。そのため、1文だけでも触れることが、継続の鍵だと思います。
ルーティンが崩れたときの対処法
ここまで英語学習のルーティン化の重要性について解説してきましたが、ずっとそのルーティンを守れるか不安に感じる人も多いと思います。そこでこの項目では、ルーティンが崩れた時の対処法についてまとめていきます。
崩れるのは普通
結論からお話しすると、ルーティンが崩れるのは異常ではありません。むしろ普通のことだと思ってください。なぜなら、人間には体調の波がありますし、気分は常に一定というわけではないためです。具体的には、こんな日がありませんか?
- 体調不良
- 仕事の繁忙期
- 気分の落ち込み
このような日は誰にでもあります。大事なのは 「戻り方」を決めておくことだと思います。そして、仮にルーティンが崩れてしまったとしても、戻り方を決めておけば、必ず戻って来れると思うので安心してください。
戻るときは一段階下げる
ルーティンが崩れた時、どうやって戻れば良いのか? これは多くの学習者が抱える悩みです。私も、毎日一定のペースで学習しているわけではなく、時折ルーティンが崩れる時だってあります。そんな時は、下記のような形に変えて戻ってみましょう。
例:
- 15分 → 5分
- 日記3文 → 1文
- シャドーイング → 音読だけ
遅れを取り戻そうとして、長時間英語学習をしてしまうと、その日はなんとかなっても、次の日にできなくなりがちです。ですから、ルーティンが崩れ、元に戻す時は、一気に戻すのではなく、段階踏んで戻すとやり直しやすくなると思います。
【まとめ】最初のルーティンは「小さく・固定」が正解
英語初心者こそ、学習のルーティンを作るべきだと思います。そして、今回の記事では、そんなルーティンを作るメリットや方法などを解説しました。最後に、まとめとして今回紹介した内容を振り返っていきます。英語初心者が最初に作るべきルーティンは:
- 短く
- 簡単で
- 毎日同じ
これだけで十分です。完璧な計画より、続く仕組みを作りましょう。繰り返しになるのですが、英語学習は続けなければ意味がありません。ですから、長く続けられる仕組みを作る方が大切になるのだと思います。
Q&A|英語学習をルーティン化するために
Q1. 毎日同じ内容で飽きませんか?
A1. 最初は飽きません。むしろ「考えなくていい」ことが続けやすさにつながります。ある程度慣れて習熟してきたらメニューを変えていきましょう。この時も極端に変更するのではなく、難易度を少しずつ上げるだけで構いません。
Q2. 教材は何を使えばいいですか?
A2. 無料の短文、英詩、YouTubeなどで十分です。特にYouTubeでは学習者のレベルに合わせた動画がたくさんあります。それら全て無料で使えるので、最初は無料の教材から始め、慣れてきてもう少しできそうだな、と思ったくらいから有料教材を使えば良いと思います。
Q3. ルーティンはいつ変えていい?
A3. 2〜3週間続いてからでOKです。逆に毎日同じメニューだとどこかで頭打ちになるため、目安としては3週間程度で次のステップに進むと良いと思います。こうなると、気分もリフレッシュできてモチベーションの維持にも繋がります。
初心者が英語学習を続けるコツについてはこちらの記事でも詳しく解説しています⬇️




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